ウイルス対策ソフト

ウイルス対策ソフト(セキュリティソフト)について

しのごの言わず、必ず有効化しましょう!

先に結論から言いますが、ウイルス対策ソフトは必須です。
必ず何らかのウイルス対策ソフトを有効化しておきましょう。

このページではウイルス対策ソフトについて解説します。
マルウェア(コンピュータウイルス)がどういったものかについてはこちらのページをご覧ください。

ウイルス対策ソフト(セキュリティソフト)って何?

マルウェアを退治してくれるすごいやつ!

本ページの本題です。文字通り私たちの味方です。

ウイルス対策ソフトはウイルスやハッカーからの攻撃といった、あらゆる脅威からパソコンを守ってくれます。
ちなみに、セキュリティソフトとも呼ばれています。

端的に言えば、インターネットに接続した瞬間から悪意のあるウイルスや世界中のハッカー達と戦うことになります。
ウイルス対策ソフトで保護されていないと、OSが標準で搭載しているセキュリティ機能だけでこれらの脅威と戦わなければなりません。

また、USBメモリと言った外部記憶装置をパソコンに挿すだけでマルウェアに感染することもありますが、こういった脅威からも守ってくれるようになります。

マルウェアやハッカーは隙あらば本気でこちらを殺しにかかってくるので、それなりに準備をしておかなければなりません。
そのためにも、ウイルス対策ソフトをPCに入れておき、防御力を高めておきましょう。

ウイルス対策ソフトは買わなきゃいけないの?

実はWindowsの場合、Microsoft Defender(旧Windows Defender)と呼ばれるセキュリティシステムが標準搭載されています。
Microsoft Defenderはサードパーティ製のウイルス対策ソフトに遜色ない高いセキュリティ性能を誇るため、名の知れたマルウェアや不正な通信を撃退してくれます。
実際のところ、小規模の企業であればWindows Defenderを採用しているというケースもあるぐらいです。

じゃあウイルス対策ソフト買う必要なくない?という話になりますよね。
その問いについては、はいその通りが半分、そうでもなかったりが半分です。

例えば、パソコン上で画像編集がしたくて、フリー(無料)の画像編集ソフトをインターネット上から入手し、パソコンにインストール・実行すると仮定しましょう。
何気ない操作ではありますが、それぞれの行動に以下のようにこれだけの懸念点が存在します。

フリーウェアを公式、または製作者本人のWebサイトから入手しているか

適当にネットを検索して表示された謎のブログで紹介されているリンクを辿り、ソフトウェアをダウンロードしてしまうケースです。
これはマルウェアが仕込まれたフリーウェアをダウンロード・インストールさせられる可能性があります。

ダウンロード時に異変はないか・ファイルに対してマルウェアのスキャンは実施しているか

基本的に何らかのウイルス対策ソフトが有効になっていればPCに保存操作を行う段階で脅威のスキャンを実行してくれるはずなので、問題があればこの時点で画面上に危険を知らせる異変が生じます。
もし何も異変がなかったとしても念入りに手動でもスキャンを行い、脅威が0と表示されることを確認したいところです。

インストール時に項目をよく読み余計なチェックを入れて画面を進めていないか

インストール画面でよくありがちなのが、よくわからないから「次へ」ボタンを連打してしまう行為です。
この画面ではチェックを外さないとアドウェア等の余計なプログラムがPCに混入してしまう恐れがあります。
基本的に致命的な実害は少ないのですが、PCを使っていると勝手に謎のプログラムが立ち上がり「あなたのPCは危険です!」「直したければこのウイルス対策ソフト買ってね」といったメッセージが頻繁に表示されるようになったりします。

こういったところに既に気配りができるITリテラシーが高い方であればMicrosoft Defenderで全く問題ないでしょう。
危険なWebサイト、外部から入手したファイルの警戒、不審なメールをむやみに開かないといった基礎動作が身についていると思いますからね。

もしこれらのことを何を言っているのかよくわからない、自分はこういった所作を行っていないという自覚があるのであれば、有償のウイルス対策ソフトをオススメします。
危険なWebサイトへアクセスや、危険なプログラムをそもそもインストールさせてくれないといったおせっかい機能がMicrosoft Defenderよりも強力だったりするからです。
また、サポートセンターによる手厚いサポートを受けることができるサービスを展開していたりもするため、PC初心者にはとても心強いといえます。

ウイルス対策ソフトの選び方ってあるの?

マルウェアは毎日のように新種・亜種が世界中のボケナス共によって生成され続けています。
各メーカーは新種のマルウェアに対応できるように日々研究し、その情報を提供し続けているのです。(パターンファイルやウイルス定義ファイルと呼ぶ)
このためウイルス対策ソフトをインストールしておけば、新しいマルウェアにも対抗することができるということになります。

ちなみに、「Aというメーカーではマルウェアを検出できても、Bというメーカーでは検出できなかった!という例はザラにあります。

以上により、様々な側面を見てトータルバランス的にこのメーカーが優れていると思うことはあっても、一概に「このメーカーが一番いい!」ということは言えません。
一応、当サイト調べでオススメのウイルス対策ソフトを紹介していますので、参考にしてみてください。

ウイルス対策ソフトの選定

ウイルス対策ソフトを入れると遅くなる?

パソコンが遅くなるって聞いたけど…?だったら入れたくない…

そんな話は無視してください。とっととウイルス対策ソフトを入れましょう!

今のご時世、昔のパソコンと比べてスペックが飛躍的に向上しています。
そのため、最近のPCであればウイルス対策ソフトがインストールされていてもほとんど気にならないレベルです。

確かにウイルススキャンを実施しているときは若干の負荷がかかりますが、極端にPCが遅くなるといったことはほとんどありません。(環境によります)

また、インターネット接続以外でもパソコンに対して外部との接触に関しては全てマルウェア感染の可能性を疑ったほうが良いです。
USBメモリから感染してしまうケースが近年非常によく見られるので、外部装置をPCに取り付ける際はウイルス対策ソフトによる脅威のスキャンをきちんと実施しましょう!

マルウェアに感染してパソコンに保存して会社の機密データや、彼氏・彼女とのアーン♥ な写真がネット上にバラ撒かれるのはよくある話。
そうでなくても大切なデータを守るため、ウイルス対策ソフトは入れておきましょうね。

私もかつてマルウェアに感染してOSを再インストールする羽目になってしまったことがあります。
単純にウイルス対策ソフトの更新期限が切れていたのが原因だったというのもありますが、パソコンに関してだいぶ詳しいと錯覚していた頃に油断した結果なので、くれぐれも用心してください。