更新日 2022-7-6
OfficeとかWord、Excelといった単語はよく耳にするけど、具体的によく知らないな~という方は意外と多くいらっしゃいます。
しかし、学校はともかく、会社でOfficeソフトが使えない、ましてや知らないというのは現代では致命的といえます。
このページではOfficeソフトと呼ばれるソフトウェア について解説していきます。
オフィス?事務所のこと?Officeソフトとは?
Officeソフトとは、パソコンを使って書類を作成したり、データを集計したり、メールを送信したりと、オフィス業務に必要とされるソフトウェアのことを指します。
また、これら各Officeソフトをまとめたパッケージのことをオフィススイートと呼ぶことがあります。
オフィススイートの代表といえば、やはりMicrosoft Officeでしょう。
Microsoft Officeを例に挙げると、Microsoft Officeがオフィススイートで、Excel、Word、PowerPoint、Outlook、Accessといった各ソフトウェアがOfficeソフトとなります。
正直単語としてはOffice(オフィス)で十分通じますし、その方が相手に伝わりやすいのであまり気にしなくても問題ありません。
ちなみにスイートはsweet(甘い)ではなくてsuite(ひと揃い)のことです。
Officeスイートのように、ひとつのパッケージでいくつかのソフトウェアがセットになっている時にこの単語が使われることが多いです。
IT系のうんちくにウルサイ人は得意げに「スイート」なんてひけらかしてきますが、パソコン初心者にとっては正直別にどっちでもいいです...というか初心者じゃなくてもわかりやすい名称で言ってもらった方が認識しやすいですし、むしろ混乱させるのでやめてくだされ…
Officeソフトができること
Officeソフトは文書作成、表計算、プレゼンテーション支援ツールといったように、それぞれ役割が異なるいくつかのアプリケーションが存在します。
大抵のOfficeソフトは前提としてオフィス業務をベースに作っているため、以下の機能をもつアプリケーションが多いといえます。
また、購入するバージョンによってOfficeソフトの有無が変わることもあります。
以下はMicrosoft Officeでの一例
- Word:レポート、見積書、といった文書書類を作成できる
- Excel:グラフの作成、データ集計等の表計算ができる
- Outlook:電子メールの送受信、予定表管理、連絡先の管理といった個人情報の管理ができる
- PowerPoint:会議等のプレゼンテーション用にスライドショーを作成できる
- Access:顧客管理や商品管理といったデータベースを作成できる
Microsoft Office以外のOfficeソフトについて
ん?OfficeってMicrosoftだけじゃないの?
勘違いされる方がいますが、必ずしも [Officeソフト = Microsoft Office] とは限りません。
Microsoft OfficeはあくまでもMicrosoft社が開発した有償のOfficeソフトの一つで、他にもOfficeソフトはたくさん存在します。
例えばMacでは、なんと標準でiWorkというオフィススイートが配布されており、OfficeソフトとしてPages, Numbers, Keynoteが無料で利用可能です。(Word、Excel、PowerPoint相当)
例として以下に有名なOfficeソフトをいくつか列挙します。
有名なOfficeソフト
- Microsoft Officeスイート(Excel、Word、PowerPoint等)
- Google オフィススイート(スプレッドシート、ドキュメント、スライド等)
- LibraOffice
- Apache OpenOffice
- Kingsoft WPS Office 2
ちなみに、日本国内においては一般的に企業や学校で使用されているパソコンは例外を除きほぼほぼWindowsという背景があります。
このことから必然的にMicrosoft Officeが採用されるケースが多く、Office=Microsoft Officeのことを指すケースがほとんどです。
以上を踏まえると、もし仕事や学校で使うというのであればMicrosoft Officeの購入を検討した方が良いといえます。
しかしGoogleが無償提供または有償版のオフィススイートを使用している企業等も増えているので、何を使うかは目的や環境に合わせて選べばよいでしょう。
尚、Microsoft Officeで作成したものを他のOfficeソフトで開いて編集することができることもありますが、100%互換性があるわけではありません。
基本的にはそれなりの再現率で開けるとは思いますが、文書のレイアウトが崩れてしまったり、計算がおかしくなってしまうこともありえるので注意です。
オススメのOfficeソフト
当サイトのオススメはやはり最新版のMicrosoft Officeです。これは絶対に揺るぎません。
やはりMicrosoft Officeの普及率は世界規模でみてもトップクラスといえるため、プライベートでもビジネスでも活躍します。
絶賛する理由を以下に示します。
理由その1
一つ目の理由は、知名度にあります。
わからないことがあればインターネット上を検索すれば大抵のことはすぐ調べられますし、書店で技術書を買うという選択肢もあります。
パソコン初心者の方にとっては情報がたくさんあるメジャーなソフトを利用した方が安心できます。
理由その2
二つ目の理由は、周囲との互換性です。
日本国内においては明らかに使用者の人口がトップです。すなわち、Microsoft Officeで作成したデータの交換をした際に安心してファイルを開くことができます。
せっかくGoogleスプレッドシートで作ったのに、Excelで確認したら一部うまく表示されていなかった…なんてことがあるかもしれません。開ける・開けないなんてつまらないことで議論するのは時間の無駄ですからね。
ちなみに過去のMicrosoft Officeのバージョンで作られたデータとの互換性も基本的には問題ありませんよ。(絶対ではない)
理由その3
三つ目の理由は、スキルアップできることです。
何度も繰り返し言うようですが、Microsoft Officeの普及率は尋常ではありません。これは言い換えれば、使いこなせる人材には大きな需要があるということです。
事実、会社ではExcel、Word、PowerPointの3つに関してはある程度操作できるのが前提となっていますし、場合によってはより高度な操作を求められることがあります。
Microsoftが開催している公認の資格試験もあり、MOS等は所有しているだけで就職活動では大きなアドバンテージとなります。
もちろんマイナーなOfficeソフトがダメというわけではありませんし、個人でほんのちょっと使いたいだけというならばGoogleが無償提供しているOfficeスイートを利用するのも良いでしょう。
もしMacを購入したということであれば、標準でプリインストールされているPages、Numbers、Keynoteを利用するでも何ら問題はありません。
どこで、どれを買えばいい?
Microsoft Officeは一度お金を払えばずっと使い続けることができる買い切り版と、年単位での更新によるサブスクリプション版があります。
好みの分かれるところではありますが、常に最新版を使うことができる等のメリットが多いサブスクリプション版が良いと考えます。
購入のパターンとしては以下となります。
購入パターン
- 家電量販店でオンラインコード記載のカードを買う
- Amazon等でオンラインコード記載のカードを買う
- Microsoft公式サイトで直接クレジットカードで決済する
オンラインコードを使用した場合は1年間(12か月分)有効となりますが、Microsoft公式Webサイトから定期購入した場合、1か月無料がついてくるため13か月使用することができます。
Microsoft 公式
Microsoft公式サイトから購入する場合は以下からです。1か月無料がついてきます。
Amazon等
Amazonで購入される場合は、以下から購入できますよ。
まとめ
私はMicrosoft Officeを初めて触ったのが中学3年生の頃でしたが、今とはだいぶ画面も変わり進化しました。
ある程度直感的な操作で手探りで作業を進めることもできますが、きちんと参考書などを使って1からキチンと学習した人とは大きく差が出ます。
もしMicrosoft Officeを購入することがあれば、ぜひ参考書1冊を踏破してみてください。自信がつきますよ!!