おきのどくですが
ぼうけんのしょ 1ばんは
きえてしまいました
・ゲームのセーブデータが突然消えてしまった…
・スマートホンの紛失や破損で写真や連絡先が消滅した…
・PCがフリーズしてしまい、編集中のデータが消えてしまった…
このような経験はありませんか?
写真、文書、音楽、動画など、さまざまな形式のデータが私たちの生活や仕事に欠かせないものとなっており、データは私たちの日常生活において非常に重要なものになっています。しかし、コンピュータの故障やウイルス感染などの予期せぬ事態によってデータが消えてしまう・使えなくなってしまうシチュエーションは多く存在します。そういった事態に備えるためにもデータのバックアップが重要です。今回は、初心者向けにデータバックアップの基本を優しく解説します。
バックアップとは?
「バックアップ」とは、主に不測の事態に備えてパソコンやスマートホンといった、コンピュータに保存されているデータを 「別の場所にコピーすること」 を指します。
データをバックアップしておくことによってデータが失われたり破損したりした場合でも、バックアップからデータを復元することができるため、一つのコンピュータにしかデータが保存されていない状況と比較すると、「いざという時」を心配する必要がなくなるので心に大分余裕が生まれます。
消えたら困る重要なデータはもちろん、長期間頻繁に更新するデータはバックアップしておくと良いでしょう。定期的にバックアップしておくことで、一からデータを作り直さなくて良いという状況に救われることは多々あります。
バックアップの方法
データをバックアップする方法はいくつかあります。どちらの方法も、データを守るための有効な手段です。
バックアップ方法の例
- 外付けHDD(SSD)やUSBメモリといった外部記憶装置に手動、あるいは自動的にデータをコピーする方法
- オンラインバックアップサービスを利用してクラウドストレージに自動的にバックアップする方法
バックアップの頻度
データの重要性や更新頻度に応じて、バックアップの頻度を決定しましょう。記憶装置は突然壊れることがありますので、重要なデータや頻繁に変更されるデータは、より頻繁にバックアップしておくと安心です。
週に一度や月に一度のバックアップが推奨されていますが、正直なところ面倒でやっていられません。
しばらくバックアップとってなかったな~と思うタイミングや、今このデータが消えたらマジで困るといったタイミングで一度バックアップしてデータを退避しておくことがオススメ!
データの復元
単純にデータをコピペなどで複製してバックアップしただけであれば、復元に関してはその逆をすれば良いだけとなるためそんなに難しいことはありません。しかし、ものによってはツールを使わないとバックアップファイルを取得できないケースもあります。その場合データを復元するときも専用のツールを使わないと復元できないことが多いため、バックアップからデータを復元する方法を知っておくことも重要です。
バックアップファイルをどのように使ってデータを復元するかをあらかじめ理解しておき、必要なときに迅速に対応できるようにしておきましょう。
安全なバックアップの方法
データを守るためには、安全で確実なバックアップの方法を選択することが重要です。信頼できる外付けHDD(SSD)や、クラウドストレージによるオンラインバックアップサービスを利用しましょう。また、データをバックアップする際には、盗難・紛失によるリスクを軽減するためデータの暗号化を行ってセキュリティを強化しましょう。
さいごに:バックアップは頼みの命綱!
いつパソコンが壊れたり、マルウェアに感染したりしてパソコン内のデータが使い物にならなくなるかわかりません。そんなときバックアップの存在があると本当に救われた気持ちになります。
とても地味な行為に見えますが、バックアップができる人とできない人ではITスキルの差は歴然です。データのバックアップは誰にとっても重要なスキルといえますので、上記で示したポイントを押さえて、大切なデータをしっかりと守りましょう!
IT業界では作業前にバックアップをとるのが鉄則!
特にデータ移行や既存のファイルに対して更新を加える際には必ずと言っていいほどバックアップを確保します。これを怠る作業員は仕事ができないエンジニアと評価されても不思議ではありません。